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前田バルブ工業株式会社は、メーカーとして毎日の生活の中で起こり得る可能性がある「火災の危険」をスプリンクラーの活用により、「安全に変える事業」を展開しています。当社は、長年お客様と共に培った「給水装置事業」のノウハウと火災から守るこの「消防・防災事業」を一体として、お客様に「安全」を提供いたします。
水道のライフラインを支えてきた私たちは、常に安全で豊かな生活を考えています。その先にある人命に関わる義務も当然担うべきであり、火災の危険によるリスクも水道から支えることができます。
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このシステムは、従来の「乾式」と比べ使用する配管や材料の使用が少ないほか、既設物件の工事でも短期間で工事が終えることが出来るように、商品構成がされています。
このシステムは、「湿式」の名前のとおり配管の中には水が常に流れています。火事になったときのみ配管途中のスプリンクラーヘッドが72℃の温度によって弁がはずれ水道の圧力によって散水する初期消火が特徴です。
水道管と直結するこのシステムは、水が常に管内にはあるため、専用の器具類の使用と配管の末端にトイレや洗濯機など毎日使用する水洗器具と接続することで、停滞水の防止を行い、常に新鮮な水が管内を循環しますので、水道衛生に配慮したシステムです。
特定施設水道連結型スプリンクラーとしてグループホームや小規模福祉施設はもちろん、任意設置の一般住宅、幼稚園、保育園、寺院などさまざまな用途施設へ適応できます。
アクアマーメイドシステムは、水道工事店様にも分かりやすい5つの商品構成です。
クリックで拡大できます |
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1、逆止弁内臓による本管への流入防止 2、圧力計内蔵による一次側水圧の容易な確認 3、止水弁内臓による放水の停止措置 さらに、 〇水道連結型スプリンクラー設備の標識が付いています。 〇専用のキーでの施錠によりいたずら防止ができます。 〇長年屋外に設置するため耐久性の高い構成です。 〇本体は遅燃性樹脂(UL94-HB)を使用しています。 |
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Tタイプ(標準) 品番 : MV-SPTT2013 |
Yタイプ 品番 : MV-SPTY2013 |
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品番 : KSR-30-72保護ガード付 |
品番 : EZ72-S30A保護ガード付 |
販売期間が長く実績が最も多い水道連結型のスプリンクラーヘッドです。 |
耐衝撃性が高く、薄型保護ガードで見た目がすっきりするタイプです。 |
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特に法規での設置は必要ありませんが、末端に接続したバルブにこの表示をすることで、消防点検時に分かりやすいこと、将来的なリフォームでの間違った配管工事防止を目的として、アクアマーメイドシステムではこの標準システムの商品として加えました。 |
水道直結型スプリンクラーの湿式の今までの課題の1つに流量の確保がありました。
消防法では、スプリンクラーヘッドが同時に4つ開放までの計算を求められております。スプリンクラーヘッド1つに付、毎分最低放水15リッター必要ですので、4つ同時では毎分60リッター必要ということになります。
当社の開発した、アクアマーメイドヘッダーが解決しました。
アクアマーメイドヘッダーは、呼び径25mmのサイズに設計し、毎分60リッターに対応することが出来るようになりました。宅内のヘッダーまで呼び径25mmのまま引き込みが出来るので、複数の20mm分岐管を配置できる設計です。水理計算もシンプルになりました。
(←詳しくは、PDFで拡大できます)
【20mmで同一区域内は2個までです】
給水管内を流速2.0m/sとしたとき、20mmの配管は流量38 L/min、25mmは60L/minとなります。ヘッド1個に付き15L/min必要ですので同一区域に20mmの配管の場合30Lで2個まで、呼径25mmの場合60Lで4個までということになります。
世界で二番目の大きさの大型耐震実験施設※1にて、巨大地震※2が起きた後のアクアマーメイドシステムの安全性を検証しております。
巨大地震後でも外観上に変形や異常はみられず、また一切の漏れもなく配管内の水道圧力の変化もありませんでした。巨大地震後に起こる可能性のある火災にもアクアマーメイドシステムはきちんと作動※3し、自動的に初期消火を行います。この検証結果は建築学会※4にも発表されており、建築学的にも評価の高いスプリンクラーシステムです。
皆さまに安心安全をお届けするために、アクアマーメイドシステムに研究は惜しみません。
※1 国立研究開発法人 防災科学技術研究所(つくば市)
※2 阪神淡路大震災レベル2地震動
※3 建物の設置環境により異なり、水道管断水時は作動しません。
※4 一般社団法人 日本建築学会
パンフレットをご覧下さい。
パンフレットの裏面は、豊富な商品群(オプション有り)掲載のほか注文用紙としても活用できます。
お見積り・ご質問を承ります。 お気軽にお問い合わせ下さい。
この商品の直接のお問い合わせ先:
営業・販売窓口
関東・東海・北陸・近畿のお客様
前田バルブ工業株式会社 本社営業所
TEL:052-618-3800 FAX:052-618-3801
北海道・東北のお客様
前田バルブ工業株式会社 札幌営業所
TEL:011-742-2275 FAX:011-742-3232
中国・四国のお客様
前田バルブ工業株式会社 岡山営業所
TEL:086-230-0763 FAX:086-230-0764
九州・沖縄のお客様
前田バルブ工業株式会社 九州営業所
TEL:092-474-8818 FAX:092-474-8824
インターネットのお問い合わせの場合:
●グループホームの事例
施設種別 既設グループホーム
建物概要 S造2階建・準耐火構造・内装準不燃材
水道口径25mm
延床総面積 510u
スプリンクラーヘッド 56個
設置工事費 約430万円(平成21年度補助金使用)
●一般住宅の事例
施設種別 新築一般住宅(高齢者入居予定住宅への任意設置)
建物概要 木造
水道口径13mm
延床総面積 150u
スプリンクラーヘッド 4個
設置工事費 約50万円
●全国認知症グループホーム協会
2009年5月16日-17日 名古屋市で開催されました全国認知症グループホームin愛知2009にご招待頂きました。法令改正直後という事もありお越し頂いたホームの皆様から様々なご意見を頂きました。
(意見協力:社団法人 日本認知症グループホーム協会)
グループホーム等の設置においてお問い合わせの多いご質問です。
【では、25mmの配管1本ではダメ?】
消防法では同一区域の同時開放は最大4つですが、適切な25mmの配管が存在しないこと、25mmでは水頭損失が大きいことにより、呼径25mm1本で配管することは現実的ではありません。
【アクアマーメイドヘッダーを使用することは何がよいのか?】
ヘッダーまで4つ同時放水可能分の25mmの流量が来ています。それを20mmで分岐し同一区域に2個つづ配置を行うことが最大のメリットです。
【そうすると20mmの配管からは2個しか配管できないのか?】
いいえ、あくまで内装制限のかかった同一区域でのお話です。部屋をまたぐ配管は別の放水区域ですのでその部屋も2個までです。次の部屋もその次のリビングも1本の20mmの配管からは同一区域2個までです。分岐した1本の20mmの配管は社内試験で最大距離概ね25mまたは最大取り付けヘッド12個としています。
【アクアマーメイドヘッダーは”受け”が必要?】
分岐した20mmの配管は、受け側のアクアマーメイドヘッダーに送り出す必要があります。通常分岐した配管はそれぞれトイレやキッチン、バスなど様々な止水栓へ接続されますが、アクアマーメイドシステムではもう1つのアクアマーメイドヘッダーを設けて頂き、分岐した配管を繋ぎます。メリットは工事する止水栓は最低限で済むことです。