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 前田バルブ工業株式会社は、メーカーとして毎日の生活の中で起こり得る可能性がある「火災の危険」をスプリンクラーの活用により、「安全に変える事業」を展開しています。当社は、長年お客様と共に培った「給水装置事業」のノウハウと火災から守るこの「消防・防災事業」を一体として、お客様に「安全」を提供いたします。
 水道のライフラインを支えてきた私たちは、常に安全で豊かな生活を考えています。その先にある人命に関わる義務も当然担うべきであり、火災の危険によるリスクも水道から支えることができます。

一般住宅・店舗・事務所用 グループホーム・福祉施設用


  

ホームスプリンクラー

住宅火災による、死者数は毎年約1,000人を推移し、損害額は約1,000億円になります。
火災の延焼は防ぐことができます。守ることができます。



「すべての住宅にスプリンクラーを。」をコンセプトに開発したSP-DRY(エスピードライ)システム。今までの概念になかった住宅にスプリンクラーをつけるという発想。そして火災保険では守れなかった安心が、いよいよ誕生しました。
はじめまして、スプリンクラー。



  一般の戸建住宅や低層アパートに向けたこのSP-DRY(エスピードライ)システムの特徴は、水道管とすでに義務化されている住宅用火災警報器を組み合わせた水道直結型の乾式タイプです。
 乾式とは、普段は水が管内にはない、いわゆる「カラ」の状態で、火災を感知したときのみ直ちに通水される新しいスタンダードです。日常生活上の誤った放水はなく、住宅水損のリスクを極めてゼロにします
 戸建住宅や低層アパートのほか、任意設置の工場、事務所、テナント、倉庫、福祉・医療・教育施設、牛舎・豚舎・鶏舎など幅広いシーンで導入が可能です。


  そして二段階の動作により自動放水します。
 一段階目:住宅用火災警報器(煙・熱)が感知すると、警報器から火災をお知らせしてくれると同時に、スプリンクラーを働かせる連動信号も送ります。コントロールユニットがそれを受信して、電動弁ユニットを作動させることで天井裏に設置したスプリンクラーの配管に水道水が送られ、放水をするまでの待機状態を作ります。
 二段階目:実際に火災であれば火があがりますので、該当のスプリンクラーヘッドだけが温度を感知しピンポイントで放水が始まる全自動の火災抑制システムです。
   SP-DRYホームスプリンクラークリックで拡大できます


1. 乾式システムで流水音が一切ありません。
火災の時だけ水が流れるので特に夜間、トイレを使うたびに天井裏を流れる音が気に
なることはありません。
2. 誤作動や配管損傷による放水はありません。
もしもスプリンクラーヘッドにモノをぶつけてしまっても、地震などで配管に損傷が
あっても誤った放水はありません。
3. 水道水による配管の腐食はありません。
建物の配管内は常時カラですので配管腐食はありません。長期住宅に適しています。
4. 特別な設備不要。高価なポンプやタンクはいりません。
水道直結タイプでとてもスマート。水道水をダイレクトに放水します。
当然タンクやポンプは不要ですし、庭を占有することもありません。
メンテナンスも劇的に簡単です。
5. 配管内の結露や凍結はありません。
梅雨時期などの結露、寒冷地での凍結はありません。
(電動弁ユニットまでは凍結する可能性がありますので、寒冷地・凍結の恐れの
ある地区は屋内に設置してください)



 どこで起きるか分からない火災。いざという時に、すぐに作動できるように多くの場所に設置します。お客様の間取りをもとに設計し、スプリンクラーのある家を実現します。

  


 日本で初めてスプリンクラーユニットとして日本水道協会第三者認証と日本消防設備安全センターの推奨認定を受けたW認定商品です。  
 
リビングにマッチしたデザイン
   埋込みタイプでわずか15mmの薄型です。住宅環境のあらゆる場所にマッチするデザインです。(埋込めない場所への設置は専用の露出ボックスキットをご用意しており約60mm露出します。)

シンプルな構成の操作部

操作ボタンはわずか4つの簡単操作。お客様でのテスト動作も簡単にできます。(火災時はすべて自動です。)
LEDによる表示パネル
分かりやすいLED表示パネルと音声による警報音で状況がすぐに判断できます。
どなたでも大変分かりやすくデザインしました。

  

 

小さくスマートに
エクステリアのデザインを損なうことが無いコンパクトタイプです。
ボディはスチール製で衝撃にも強い設計。
日水協の認証済
スプリンクラー用電動弁ユニットとして日本で初めての日本水道協会第三者認証を受けております。認証登録番号 配-26
停電時ロック機能(バッテリー不要)
システム作動後に火災停電になっても電動弁にロックがかかりますので、スプリンクラーは作動し続けます。
簡単な水抜き構造
誤作動時、配管の水を抜きます。内臓の手動三方弁を45度傾けることで主管の水が自動的にドレンへと排出します。
立下り配管は自動では抜けませんので凍結の恐れのある場所では、業者による対応となります。

 
小さくても信頼の放水性能
千住スプリンクラーによって開発された住宅用スプリンクラーのヘッドです。普段まったく気にならない小型モデルです。スプリンクラーヘッドを中心に半径2.6mに水が広がります。感知器の誤作動があっても、72℃の熱を帯びなければ放水されない安全設計です。

  




 SP-DRYユニット(電動弁ユニットとコントロールユニットのセット)
 品番:SPD-120 定価:325,600円(税抜価格)



 住宅用スプリンクラーヘッド72℃
 品番:KSR-30-72 定価:オープン
 

 スプリンクラーヘッドは設置する場所により必要個数が変わります。
 スプリンクラーヘッドはSP-DRYユニットと同時購入になります。(追加設置を除く)
 住宅用火災警報器(市販品)を別途ご購入いただきます。
 工事業者(給水装置工事事業者)による工事が必要です。


 シール1つで住宅の価値を高めます。
 SP-DRYをご購入いただいたお客様に"スプリンクラーをイメージしたオリジナルシール"を差し上げています。(製品に同梱)
 玄関等に貼ることで住宅用スプリンクラーが設置されていることを視覚的に伝える効果があります。例えば来客やお客様へ住宅用スプリンクラーが設置されている安心感や防災対策の一環として放火を抑制する効果がありますので是非ご利用ください。
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  シールを貼付けた一例

 シール仕様:8cm×8cmの正方形 耐光性・耐雨性
 シールの乱用防止のため再発行は致しませんので予めご了承ください。
 経年劣化等で再度必要になる場合は個別対応させて頂きます。





 当システムには、スプリンクラーが作動した情報を外部機器へ出力する機能がありますので必要に応じてご利用ください。(背面配線のため電気工事業者様にご相談ください)
 電気工事業者様は施工要領書をご確認ください。


 他には、警備会社との連動、通信機器との連動なども考えられます。(無電圧A接点による接続)




  設置するお客様、増えています!
   ←設置事例のページに移動します




 工事費用も価格を抑えるために、従来の金属管ではなく「樹脂管を使用した配管」を提案しています。消防法改正でも準不燃材の裏側にある配管は「樹脂管」を認めているとおり安全でかつ品質(耐久性・衛生)の高い配管方式です。
 前田バルブ工業株式会社では、樹脂配管を仕上げるための特殊継手「フレキ成形継手」を発売中です。
  



パンフレット
  
 
 
取扱説明書
工事説明書(設計要領付) 
実験映像(Youtube)  
SP-DRYシステム商品価格表  
SP-DRYユニット
SPD-120
電動弁ユニット部 
コントロールユニット部 
SP-DRYコントロールユニット用
露出ボックスキット
CU1-3YW

 
凍結防止用
電気ヒーターキット
SPD1-DH1
 
工事説明書 
住宅用スプリンクラーヘッド
KSR-30-72
(
千住スプリンクラー)
 

 フレキ成形継手の特設ページはこちらです。




1、もし、住宅用火災報知器が誤作動した場合、部屋に水は出てしまいますか?

  いいえ。住宅用火災報知器と連動していますのでSP-DRYシステムは動作し、配管内に水は待機(通水)しますが、システムは二段階動作になっており、閉鎖したスプリンクラーヘッドが72℃の火災を感知しなければ開放(放水)されません。よって住宅用火災警報器の誤作動だけでは部屋に水が出ることはありません。
2、では、配管に入った水はどうしますか?
  電動弁ユニット内の手動三方弁のハンドルを傾けることで、主管の水を自動的に抜くことができます。
3、火災時にコントロールユニットに影響があったらどうなりますか?
  火災による停電(電源停止)、機器損傷、信号線の断線が考えられますが、一旦電動弁ユニットが開放するとその後はロックがかかりますので、スプリンクラーの放水が止まることはありません。
4、火災の時すべてのスプリンクラーヘッドから水が出るのですか?
  いいえ。火災の熱(72℃)を感知したヘッドのみ解放されピンポイントで放水されます。
5、メンテナンスは必要ですか?
  自主的なメンテナンス(動作確認)を年1~2回を推奨しています。お渡しする取扱説明書にしたがって5ステップにて簡単に行うことができます。
6、住宅用火災警報器の交換は必要なの?
  使用する住宅用火災警報器によって異なります。正しい性能を維持するために10 年ごとに電池または機械の取り換えが必要なものがあります。詳しくは住宅用火災警報器の品番をご確認の上、住宅用火災警報器のメーカーにご確認ください。
7、SP-DRYで火災が抑制するイメージはありますか?
  以下の参考資料でSP-DRYの有効性をご確認いただけます。
  
参考:写真で見る住宅用スプリンクラーの設置の有効性(当社実験による報告)(PDF)
8、停電時は動作しますか?
  住宅用火災警報器の作動前の停電には動作しませんが、動作後の停電には影響ありません。(バックアップ電源保有住戸を除く)
9、水道断水時は動作しますか?
  水道の断水時に放水されません。水圧が著しく低下したときにも効果が得られない場合があります。





 導入をご検討のお客様でハウスメーカー様・工務店様が決定している場合、
  ハウスメーカー様・工務店様にこの商品を検討していることをお伝えください。


 この商品の弊社直接のお問い合わせ先:

 営業・販売窓口
  関東・東海・北陸・近畿のお客様
  前田バルブ工業株式会社 本社営業所

  TEL
:052-618-3800 FAX:052-618-3801

  北海道・東北のお客様
  前田バルブ工業株式会社 札幌営業所
  TEL:
011-742-2275 FAX:011-742-3232

  中国・四国のお客様
  前田バルブ工業株式会社 岡山営業所
  TEL:086-230-0763 FAX:086-230-0764


  九州・沖縄のお客様
  前田バルブ工業株式会社 九州営業所
  TEL
:
092-474-8818 FAX:092-474-8824

 インターネットのお問い合わせの場合:

 
 パンフレットなどご希望の方は上記からもお受けいたします



 取材のお問い合わせ先:
  前田バルブ工業株式会社 業務管理部
  名古屋市港区船見町29番1
  TEL
:052-618-3800 FAX:052-618-3801

  メールでのお問い合わせは上記お問い合わせフォームよりお願いいたします。




●メディアへの出演
 火災報道や住宅防火特集と共に当社製品(住宅用スプリンクラー)の取材・出演のご依頼を頂くケースが増えております。ご都合に合わせ対応させていただきます。

 ©TVQテレビ放送

●住宅防火防災推進シンポジウムへの参画
 弊社の加盟する(一社)日本消火装置工業会は、平成24年度より全国で開催される住宅防火防災推進シンポジウムへ参画し、住宅用スプリンクラーのPRしていきます。シンポジウムへお越しいただく消防行政の皆様、市民地域の皆様よりご意見をいただきながら認知・普及へ向けて活動を行い、消防機関との連携をいたします。
主催:総務省消防庁・住宅防火対策推進協議会



●名古屋市企業アピール大会(メッセ・ナゴヤ2010)
 平成22年10月29日 名古屋国際展示場で開催されました名古屋市企業アピール大会(メッセ・ナゴヤ2010)にて住宅用スプリンクラーシステムのプレゼンテーションを行いました。参加された多くの市民の皆様と河村たかし名古屋市長をはじめとした行政の皆様にもご意見をいただきました。※名古屋市が斡旋または保障するものではありません。



●【参考】世界各国の住宅用スプリンクラーの設置の動き
 国際的建築基準IRCによりアメリカ(州によりスタート時期が異なり、カリフォルニア、サウスカロライナ、ペンシルバニア、メリーランドが先行して導入)・オーストラリア・ニュージーランドがいち早く義務化をいたしました。2012年版IRCでは、住宅にはスプリンクラーを標準的にする要件も盛り込まれます。
 米国消防管理(USFA)では、火災が起きたときの家財損失額も重要視しており、スプリンクラーを設置し初期消火をおこなうメリットと部屋をまたがない火災でも消防が到着し建物全体に放水を開始するデメリットをウォーターダメージとして損失額をうたっています。
 韓国では、重要文化財の火災事故をはじめとして様々な建物用途の防火対策とスプリンクラー義務化が進んでおり、住宅もスプリンクラーを設置する動きがあります。
 なお、アメリカでは火災保険会社や農協も前向きで住宅内の導入エリアにより火災保険の割引制度を設けており、コスト面でのサポートが受けられます。アメリカ連邦政府の公務員は、「火災用スプリンクラーの設置されていないホテル、会議室を利用してはいけない」という規則も厳然とあるようですので徐々に浸透は進みそうです。



SP-DRYは初期消火を行い火災を抑制することが目的の商品です。可燃物や燃焼状況により必ずしも人命を救助するものではありません。水道が断水・極端な水圧水量低下時またはシステム動作前の停電時には効果いたしません。また防護範囲(設置区画外)からの火災には効果いたしません。例として、放火、落雷、 爆発を伴う火災または着衣着火、自殺行為が挙げられます。煙の吸い込みによる一酸化炭素中毒を防ぐために避難にはなるべく低い姿勢で口元を布等で覆うようにして避難してください。
掲載価格は商品価格であり、配送・設置調整費・工事費あるいは使用済み商品の引き取り費等は含まれておりません。
設置が義務化された小規模福祉施設(グループホーム)等では設置できません。
掲載の内容・仕様は改良のため予告無く変更する場合があります。

SP-DRYまたはエスピードライは前田バルブ工業株式会社の商標登録です。
製品・説明書(ホームページを含む)等には著作権等の権利が含まれます。産業財産権、不正競争防止法、著作権法、民法(例えば709条)等に抵触する場合があります。

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